骨粗鬆症や事故によって圧迫骨折をしてからずっと腰が痛い、思うように体が動かせない。
しびれや鋭い痛みはつらいですよね……
圧迫骨折による腰痛の症状を、広島駅徒歩6分で行ける広島整体院が徹底的に解説いたします。
原因ややってはいけない治療法、病院や他の医院に行ったのに治らない…そんな方のお悩みに答えていきます。当記事でつらい痛みから開放されましょう!
とにかく痛みを取りたい、プロに治してもらいたい…という方はお任せください。
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もくじ
圧迫骨折による腰痛とは|背骨を骨折したあと長期的に続く腰の痛み
圧迫骨折による腰痛は、背骨を骨折することで骨が飛び出したり神経を圧迫したりすることにより、腰や背中に痛みを感じている状態です。
骨粗鬆症でもろくなった骨や、高いところから落下するなどして背骨に縦方向に強い負荷がかかったことで、骨がつぶれて腰痛を引き起こしています。
また、骨折による痛みだけではなく、骨折した部位を動かさないように自分で固めてしまうことによりかえって負担がかかり痛みを生じている場合も。
はじめの骨折による痛みをなくそうと、腰をかばって動かさないように自分でかためてしまうことで、動かせる範囲を狭めてかえって負担をかけてしまう方が多くいます。
動きが制限されたままで体がかたまってしまうと、少し動かすだけでも鈍い痛みを発するようになり、かばうことでさらに腰痛が悪化して長期化するという悪循環です。
圧迫骨折による腰痛の症状|動かすと激しい痛みがある
圧迫骨折による腰痛のおもな症状としては、動かすことで激しい痛みを生じることがあげられます。
- 寝返りをうつとき
- 起き上がるとき
- 前かがみになるとき
- 荷物を持ち上げるとき
上記のような体を動かすときに、腰や背中に強い痛みを感じるのが特徴です。
骨折の進行によっては、つぶれた骨が神経にふれることでしびれなどを引き起こすこともあります。
安静にしているときは痛みが少ないため、年齢のせいとして見過ごされてしまいがちですが、痛みが強い腰痛には注意が必要です。
腰痛の原因はこれ?圧迫骨折セルフチェック
最近腰痛がひどくなった、体を動かすと激しい痛みがあるという方は、知らない間に圧迫骨折をしている可能性があります。
腰痛の原因を知って適切な治療をするために、まずは圧迫骨折のセルフチェックをしてみましょう。
- いままで腰痛は無かったが、急に腰が痛くなった
- 腰痛が長引く
- 寝返りや、起き上がる時に腰に痛みがある
- 最近、身長が縮んだ
- 背中が曲がってきた
- 70歳以上の女性である
- 腰痛持ちでMRIを撮像したことがない
圧迫骨折は転んだり尻もちをついたりするだけの軽い衝撃でもおこることがあります。
また、骨粗鬆症が進行している場合には日常生活の動作だけで骨折してしまうことも。
当てはまる項目が多いほど骨折をしている可能性があるので、気になる方は検査や診察をおすすめします。
そもそも圧迫骨折の原因とは?
圧迫骨折のおもな原因をまとめました。
- 骨粗鬆症
- 事故などによる外傷
- 腫瘍転移
腰痛などを引き起こす圧迫骨折の多くは、高齢者の骨密度低下による骨粗鬆症が原因といわれています。しかし、スポーツや事故による骨折やがんの転移による骨折など、年齢とは関係なくおこる場合も。
それぞれの原因について詳しく解説していきます。
①骨粗鬆症
骨の加齢現象ともいえる「骨粗鬆症」は、ホルモンバランスが崩れる閉経後の女性に多く、骨の量が減って骨が弱くなり骨折しやすくなる病気です。
骨粗鬆症は体内のカルシウムが不足して骨がスカスカになっている状態のことで、食生活だけではなく運動や喫煙などの生活習慣も関係しているといわれています。
日本には約1,000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化によって増加傾向にあります。
※一般社団法人日本生活習慣病予防協会|生活習慣病の調査・統計「骨粗鬆症」参照
骨粗鬆症による痛みなどはありませんが、骨がもろくなっているため体の重みを支えきれずに、少しの衝撃で骨がつぶれてしまうことが骨折の原因です。
②事故などによる外傷
スポーツ事故や転落事故、交通事故などによって骨の強度以上の強い衝撃が加わると圧迫骨折になることがあります。
若い方にみられる圧迫骨折の多くは、外からの力により受傷したものです。
たとえば、バイク事故で背中から転倒したり後ろから追突されたりした場合など、前後に大きく揺さぶられて発生する可能性があります。
骨の構造上、腰の部分は体を前に曲げたときにかかる圧力に弱いため、圧迫骨折が起こりやすいのが特徴です。
③腫瘍転移
がんなどの腫瘍細胞が血液などで運ばれて骨に転移したものを転移性骨腫瘍といい、骨が腫瘍の細胞で置き換えられてしまうため骨がもろくなります。
もろくなった骨は骨粗鬆症と同様に体の重みを支えきれずに、小さな衝撃で骨がつぶれて圧迫骨折を引き起こすのです。
脊椎、骨盤、肋骨など体の中央にある骨に骨転移は起こりやすいため※、腰の骨が骨折して腰痛を引き起こす原因にもなっています。
※公益財団法人長寿科学振興財団|健康長寿ネット「転移性骨腫瘍」参照
圧迫骨折による腰痛の治療法
- コルセットによる固定
- 消炎鎮痛剤
- 骨粗鬆症治療薬
- 運動療法
上記のような治療法を「保存療法」といいます。
圧迫骨折が重度の場合には保存療法ではなく手術療法を選択する場合もありますが、手術療法はリスクもあるため慎重に選択することが必要です。
それでは、保存療法の治療法についてそれぞれ詳しく解説していきます。
①コルセットによる固定
背骨をできる限りつぶさないようにするため、コルセットなどで骨折部分を固定する方法です。
圧迫骨折による腰痛は、骨折部がつぶれたり動いたりすることが原因と考えられるため、動きを制限することで痛みを軽減させます。
つぶれが進行すると神経を圧迫して足の痛みやしびれに発展する可能性もあるため、しっかりと固定することが大切です。
コルセットは基本的に寝ている間も着用しますが、床ずれを起こす場合もあるため注意が必要です。
②消炎鎮痛剤
痛みなどの炎症をおさえるため、湿布や内服薬などの消炎鎮痛剤を利用する治療法です。
圧迫骨折による腰痛の場合、日常生活に支障をきたすほどの痛みであることも多いため、痛みを和らげて経過をみることがあります。
根本的な治療は骨をくっつけることにありますが、コルセットで固定して安静にしている間も痛みは続く可能性があるため、痛みが軽減するまでは鎮痛剤も必要でしょう。
③骨粗鬆症治療薬
圧迫骨折の原因が骨粗鬆症によるものである場合には、骨粗鬆症に対する治療を行うことも必要です。
骨粗鬆症の治療薬は大きく分けて3つのタイプがあります。
- 骨吸収を抑える薬
- 骨形成を促進する薬
- 骨に必要な材料を補充、骨代謝をサポートする薬
薬には飲み薬や注射薬などの種類があり、人によって適した薬は異なります。
骨粗鬆症によって骨折している方の多くは骨自体が弱っており、ほかの骨に圧迫骨折が生じる可能性もあるため予防の意味でも必要な治療といえるでしょう。
④運動療法
骨折後すぐに無理な運動はできませんが、痛みを気にして骨折した部位を動かさないままにしておくとかえって負担をかけてしまうため、正しく運動療法をおこなうことが重要です。
ケガによりおとろえがちな筋肉を鍛えて、患部の動きを取り戻すためのトレーニングをすることで今後の骨折予防にもつながります。
1度つぶれてしまった骨は元には戻りませんが、運動療法を続けて筋肉や関節の動きを改善することは腰痛の治療になります。
広島整体院での圧迫骨折による腰痛の改善法
広島整体院での圧迫骨折による腰痛治療は、「可動域の回復」が重要なカギになります。
骨折が治っても痛みが続くのは、骨折後に痛みが出ないよう可動域(動かせる範囲)に制限をかけていることが原因です。
圧迫骨折による腰痛の場合、「前に屈む」「体を反らす」など前後の動きに弱くなります。前後の動きに大きく関係しているのが「太ももの前側の筋肉」です。
腰痛を改善したいのに太もも?と思うかもしれませんが、それには理由があります!
脚に関連する関節の動きが悪くなる
⇒脚、お尻、腰の筋肉が硬くなる
⇒バランスを取ろうとすることで腰を反らす
⇒腰に痛みが生じる
一つが悪くなってしまうと、人の体は連鎖的に影響を受けてしまうのです。
そこで、太ももの前側の筋肉を緩めることで脚に関連する関節の動きを改善し、関節がクッションの働きを取り戻すように施術します。
効果的に施術することで、可動域(動かせる範囲)を広げて体の動きに対する制限をなくし、腰痛改善につなげています。
圧迫骨折による腰の痛みを根本から改善するお手伝いをしますので、「他の病院に行っても治らなかった」という方はぜひ広島整体院にお越しください。
圧迫骨折による腰痛時に日常生活で注意したいこと
圧迫骨折によって腰痛がある場合には、日常生活で腰に負担をかけないよう注意が必要です。
- 荷物は小分けにして両手で持つ
- 物を持ち上げるときはひざを曲げて持ち上げる
- 横向きで寝る
片手に重い荷物を持ったり、腰を曲げて荷物を持ち上げたりすることで腰に負担がかかり腰痛を悪化させてしまうことも。
なにげない動作でも腰を痛めてしまう可能性があるので、気を付けましょう。
①荷物は小分けにして両手で持つ
スーパーで買い物をするときなどは一つの袋に荷物を詰めてしまいがちですが、荷物は小分けにして両手で持つことを心がけましょう。
1つの袋を片手で持つよりも、同じくらいの重さの袋を両手で持ったほうが腰への負担は少なくなります。
最近ではエコバッグを利用する方も増えているため、あらかじめ2つのエコバッグを持参しておくとよいでしょう。
ただし、2つの荷物を持つと両手がふさがって転倒したときなどに対応できなくなってしまうため、荷物は肩にかけることをおすすめします。
②物を持ち上げるときはひざを曲げて持ち上げる
日常生活でどうしても重たい荷物を持ち上げる必要がある場合には、必ず腰をおろしてひざを曲げて体に近づけてから持ち上げるようにしましょう。
ひざを曲げるだけではなくひざを床についてからゆっくり真上に持ち上げると、より腰痛を防げます。
ひざを伸ばした状態で重い荷物を持ち上げようとすると、腰に負担がかかり「ぎっくり腰」のようになってしまうことも。
重たいものを持ち上げたり運んだりする作業では、とくに腰痛に気を付けましょう。
③横向きで寝る
圧迫骨折により背骨がつぶれて背中が丸まっている場合、横向きで寝ることで背骨や腰への負担を軽減できるのでおすすめです。
背中が丸まっている方や腰痛のひどい方が、あお向けで寝ると背骨に無理な力がかかって痛みが増してしまうこともあります。
横向きで寝る際は、足を曲げて少し背中を丸めると腰の筋肉の緊張をやわらげて楽に寝られます。
背中やひざの間にバスタオルや枕をはさんで寝るとバランスが安定するので、より効果的です。
圧迫骨折による腰痛に関するよくある質問
Q.圧迫骨折による腰痛をそのままにするとどうなりますか?
圧迫骨折による腰痛は、治療をせずそのままにしておくと慢性的な症状になる可能性があります。
背骨には重要な神経が通っているため神経を圧迫してしびれが出たり、寝たきりになってしまうことも。
しっかりと施術・管理していくことで、悪化しないようにすることが重要です。
Q.圧迫骨折による腰痛は指圧やマッサージも効果ありますか?
圧迫骨折による腰痛は、かたまった関節をほぐすためのマッサージなどでも予防・改善の効果が期待できます。
骨をくっつける治療だけでは安静にしている間も筋力低下が起こり、高齢者の場合には寝たきりになる要因にも。
筋力低下を防止して関節などのケアをおこなう施術は、圧迫骨折による腰痛にもおすすめです。
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